サクラサク

🌸岡山城東高校の特別入試に合格🌸

約1年間当塾に通って頂いた生徒様が、岡山県立城東高等学校 普通科 国際教養分野の特別入試に合格されました。英検2級の2次試験対策から始められて、英検合格後に特別入試の対策に移行されました。レッスンでは英作文の添削と英語での口頭面接を中心にトレーニングされました。

筆記試験はメモをとりながら比較的長い1分程度のリスニングをして、そのトピックに関する80語以上のライティングをするというものです。英検の学習で試験に対応できる英語力は培えますが、入試のライティングの問題形式が違うので、過去問題とオリジナルの模擬問題で対策を行いました。また相違点としては、城東高校の特別入試で出題されるトピックは、英検の問題よりも日常生活や学校生活に関連したものが多いです。模擬問題のトピックは「学校で生徒が管理する菜園を持つことの利点」や「外国からの移住者がコミュニティにもたらす変化」などです。創造性と論理性両方が感じられる文章力を目標としました。

以下がライティングで使用した教材のサンプルです。

試験本番では英語での面接試験で緊張されたそうで、実力を十分に発揮できなかったそうですが、ライティングはいつも以上に書けた自信があったそうです。試験問題は「異文化交流」に関するトピックだったので、模擬問題で似た様なトピックを扱っていたことと、本試験を想定したリスニングとライティングを交えたトレーニングが功を奏したのかもしれません。もともと英検2級に合格される程の高いお力を持っていらっしゃったので、当塾が少しでもお力になれていれば幸いです。

🌸英検2級と国公立大学に合格🌸

英検2級に合格されて春から国公立大学に進学される生徒様のご紹介です。

高校2年生の冬から、週2回のペースで英検2級コースを受講されました。1月実施の英検を初受験されて残念ながら不合格となったものの、高校3年生の6月実施で見事1次試験に合格されました。その後2次試験も一発合格されています。

入塾当初は文法が苦手と伺っており、読解も単語の意味をかいつまんで理解をされている感じでした。しかしながら、精読を継続して行うことでリーディングの点数が向上されました。能動的な学習姿勢をもたれており、英文解釈での疑問点を解決していく中で、英語の「ことばとしての機能の理解」を深めていかれました。今では難易度の高い文章も読み間違いがほとんどなくなりました。

英語の学習を楽しまれる性格が私自身と似ていると感じており、その点が学習者の中で一番の強みだと思います。今後も英語力をどんどんと伸ばされていかれると期待しております。大学ではTOEICの受験や、留学にも挑戦されるそうです。国際社会への理解を通じて世界が抱えている貧困問題などに取り組まれるという展望をお持ちです。輝かしい未来に向かって頑張っていかれることを応援しております。

🌸中学3年生の学年末考査で100点🌸

中学3年生の生徒様に学年末考査100点の答案を見せて頂きました。

中学2年生の1月からご受講されて、ご来校された時、定期考査の点数は70~80点で(すでに高い点数ですね!)、英語は5教科の中では苦手だったとお聞きしておりました。

リスニングの問題の難易度が高く、クラスメイトと解答が異なっていた箇所が不安だったそうですが、見事正解されており満点となったそうです。

オンラインレッスンと教室でのレッスンを週二回ご受講される中で、桜道英語塾が推奨する「英語の語順で理解する」スキルを身に着けていかれました。リスニングは「返り読み」ができないので、前から英語の語順で理解をしていかなければなりません。トレーニングなしでは短い会話文は理解できても、物語やまとまった文章を読みあげられるとついていけなくなる方は多いです。昨今の高校・大学入試のリスニング問題は長くなってきておりますので、必須のスキルです。

スラッシュリーディングを継続していくことで、関係代名詞や分詞の後置修飾を伴う文章もリスニングで理解できるようになっていかれました。また、一般的に自身で正しく発音をすることができない単語は聴きとれないと言われています。発音にも気をつけながら音読をすることで、聴きとれない単語は徐々に少なくなっていかれました。

英検受験や短期留学と前向きに英語に慣れ親しんでいかれ、素直な姿勢で改善する箇所を常に意識しながら学習を継続された結果、志望校に合格され、さらに中学校最後の学年末考査で満点を取られました。これまでの学習の成果を存分に発揮された結果に感動致しました。今後の充実した高校生活と志望大学に合格されることを心から応援しております。

🌸英検準1級に合格🌸

高校3年生のK様が英検準1級に合格されました。レッスンを開始されたのは2021年の9月で高校2年生でした。2021年度第3回の受験ではおしくも不合格をされましたが、2022度の第1回の本試験を5月末に、そして英検S-CBTを6月に受験され、二回とも合格されました。ご本人様の努力が実を結ばれたこの成功体験が、今後の大学進学に有利に働くのではないでしょうか。

◆指導にあたり意識した点

リスニング

入塾当初から一番高かった技能です。しかしながら、準1級のリスニングに含まれている語句は7割ほどの理解度合いだったので、リスニングのスクリプトでわからないところがなくなるようにリーディングよりも優先的に鍛えました。語彙が増えてくるにつれてリスニングの割合は減らしましたが、力の維持の為に週1回はリスニングの問題をレッスンではさみました。


リーディング大問1[語彙問題]

受験生の大半が苦労する語彙の問題は最後まで一番点数が向上しにくかった箇所です。生徒様の学習傾向によりけりですが、K様の場合はクリエイティブな思考が強かったので、単語帳で文脈なく暗記を大量にする学習の優先順位を後にまわしました。かわりに大問2・3の読解問題に含まれる単語を覚えることを優先しました。単語帳での暗記の比重はテストの1か月前から増やしました。結果としては、読解問題とライティングでの点数を上げて苦手箇所の点数を補う作戦が功を奏しました。


リーディング大問2・3[読解問題]

スピードは速いのですが正確さを増す必要があったので、精読を徹底して行いました。加えて、「木を見て森を見ず」にならないように文章の流れや段落ごとに展開を把握するトレーニングを行いました。その結果、大問2・3で約9割の高い正答率を維持。点数が安定することで苦手な語彙の問題での減点をカバーできるようになりました。


ライティング

「頻出トピックのライティング課題⇒添削⇒模範解答で応用の利く表現の暗記」というサイクルの学習を継続しました。得意なトピックとそうでないものによって書き易さにばらつきを感じられていらっしゃいましたが、ブレインストーミングと構成を一緒に考えることで文章の説得力が向上しました。文の正確性や準1級に求められるワードチョイスも回を重ねるごとに磨きがかかりました。ライティングの点数が向上したことが合格につながりました。


スピーキング

発音と流暢さが高く、トレーニングで焦点を当てたのは文章の正確さの向上・適切なワードチョイス・そして論理的な意見を述べるという点です。オンラインレッスンではキーボードのタイピングによりスピーディにフィードバックが可能で、文章の添削をリアルタイムでシェアすることで限られた時間を最大限に活用するレッスンを心がけました。過去問題と出題傾向の高い模擬問題を活用し、試験前には毎回のレッスンで2回分の問題を解きました。


学校での活動や課題でお忙しくされていらっしゃいましたが、教室とオンラインのレッスンを併用されて週二回のレッスンを継続されました。レッスンで使用した教材は、興味をもたれていらっしゃる分野の内容をとりあつかっている題材を意識して使用しました。トピックとしては文系の内容が馴染みやすかったので、理系の内容の問題は少なめにトレーニングをしたことがモチベーションの維持につながったと思います。英検は総合力を求められるので全体的な英語力を向上する必要がありますが、これまで熱心に英語教育に取り組まれた親御様によって培われていたK様の英語力の強みを活かせるトレーニングを心がけました。ご本人様の才能と努力がみごと結果につながりました。

合格証書は本試験のもので、スマホに表示されているのはCBTの結果です。S-CBTは本試験の後ご受験されて、全体的に点数を伸ばされました。